関東支部長 ごあいさつ


日本ゴルフ学会 関東支部長
橋口 剛夫(帝京科学大学)

 

                                                                 

2025年度より、日本ゴルフ学会関東支部長を拝命いたしました橋口と申します。新体制でのスタートにあたり、会員の皆様に謹んでごあいさつ申し上げます。

近年、ゴルフ場の減少とゴルフ人口の減少という厳しい現実を前に、私たちは新たな一歩を踏み出す必要に迫られています。しかし、このような状況だからこそ、ゴルフが持つ本質的な価値を改めて見つめ直し、未来へと繋げていく使命があると考えています。

この度、新体制における重要な取り組みとして、新しく研究部会を立ち上げました。本学会はゴルフに関わる多くの専門家の集団であり、単なるゴルフ愛好家が集まる学会ではないことを改めて強調したいと思います。私たちはゴルフに関する身近な疑問から研究を深め、情報収集と共有そして発信を行う専門的な学術団体です。会員の皆様には研究課題の起案、その課題解決に向けての積極的なご参加を心からお待ちしております。また、知識と技術の向上を目的とした新たな企画である研修会の実施も計画しております。

私たちの願いは、すべてのゴルファーが健康で安全にゴルフができる環境を求めることです。そのためにも、科学的な視点に基づいた研究活動を推進し、その成果を社会に還元していく所存です。新体制では、会員の皆様の声に真摯に耳を傾け、より開かれた学会運営を目指してまいりたいと考えます。皆様の知識、経験、情熱を結集し、関東支部をさらに発展させていくために、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

理事長 ごあいさつ


日本ゴルフ学会 関東支部 理事長
北 徹朗(武蔵野美術大学教授)

                                                                           

近年、日本ではゴルフ人口減少とともにゴルフ場も毎年少しずつ減少しています。しかしながら、「減少している」とは言え、2022年現在、日本には2100ヶ所をも超えるゴルフ場が存在し、世界でもトップ3に入るゴルフ場数を誇っています。

例えば、日本の多くの大学では教養教育としてゴルフ授業が開講されています。概ね15回の授業を受け「ゴルフは楽しい!」との感想をもって受講を終える学生が殆どですが、継続意欲があっても、授業外で彼らゴルフ場に足を運ぶには幾つものハードルがあります。 

スキーやスノーボードと違い、ゴルフは年間を通して楽しめる上に、居住地域の近隣にゴルフ場がある環境でありながら、ゴルフは身近なスポーツとは言えない状況にあります。その要因は様々ありますが、私は「日本においてゴルフを健康的でより身近に楽しめる環境にするためにはどうあるべきか」に軸足においた研究・提言を続けています。

皆様と日本ゴルフ学会ならびに関東支部の活動を通じて、健康、環境、地域、産業、用具用品など、スイングやラウンド技術以外の面からもゴルフを考えてまいりたいと思います。

 

事務局長 ごあいさつ


日本ゴルフ学会関東支部 事務局長

浅井泰詞(高千穂大学) 

                     

2025年度より新体制となり、日本ゴルフ学会関東支部の事務局長をお引き受けすることとなりました。精一杯努めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

日本ゴルフ学会関東支部には、多くの優秀な研究者とプロゴルファーが所属しております。関東支部においても、研究発表の場だけでなく、実践を伴う研究会や研修会が開催され、様々な情報交換ができる場でもあります。学会員のみなさまの多くの参加で、さらなる研究の発展にも繋がっていくと思いますので、積極的なご参加をお待ちしております。

また、関東支部独自の研究助成も募集しております。発展的なゴルフ研究を進める上で、ぜひご活用いただければと思います。研究会、研修会、研究助成などが、みなさまの研究の一助となれば幸いです。

ゴルフ研究の発展により、さらに有意義なゴルフ教育にも繋がっていきます。ゴルフ教育に活かせる研究を積極的に進めていきたいと考えておりますので、みなさまのご協力をどうぞよろしくお願い致します。